山本病院事件で急死した医師、逮捕時から不調 前日に急性腎不全(産経新聞)
奈良県大和郡山市の医療法人雄山会「山本病院」(廃止)で肝臓の手術を受けた男性患者=当時(51)=が死亡した事件で、県警は25日、同病院の元勤務医、塚本泰彦容疑者(54)=業務上過失致死容疑で逮捕=が同日午前、死亡したことを明らかにした。病死とみられるという。
県警によると、塚本容疑者は25日午前7時半ごろ、勾留(こうりゅう)中の桜井署の留置場内で、あおむけに倒れているのを食事の支給にきた看守係が発見。県内の病院に搬送されたが意識不明の重体で、約3時間後に死亡したという。県警で死因や経緯を調べる。
県警によると、塚本容疑者は今月6日の逮捕時から食欲不振と睡眠不足を訴え、県内の病院で3回、診察を受けていた。24日には急性腎不全と診断され、点滴などの処置を受けたが、医師は「入院の必要はない」としていたという。
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2010-03-03 15:35
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